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ヒグチユウコ展「CIRCUS」開催。奥田元宋・小由女美術館へ行く

ヒグチユウコ展が広島で開催!

これは絶対行かなくちゃ!と、開催してすぐに奥田元宋・小由女美術館へ行ってきました。

奥田元宋・小由女美術館へ

今回、ヒグチユウコ展が開催される「奥田元宋・小由女美術館」

広島と言っても美術館のある「三次市(みよしし)」は広島市内から車で高速を使って1時間半くらいかかります。

…そう、結構のどかな場所にあるんですよね。

行き方としては車、JR、バスなどありますが、今回私は「アート・ワインバスパック」というものを利用して行ってきました。

広島バスセンター~美術館までの往復バス乗車券と美術館入館引換券、そして三次ワイナリー割引券が付いたセットとなっています。

バスで行く場合は、通常は三次駅で乗り換えて美術館まで行きますが、一日一便だけ乗り換えなしの美術館直通バスがあります。

知らない場所で不安な場合は、直通バスに乗ると安心です。

バスパックについて詳しくはこちら。

緑いっぱいの中にある静かでキレイな美術館です。

バスを降りてすぐに見えたヒグチユウコ展の掲示板と道路沿いにパタパタと揺れる猫のフラッグにワクワクしつつ美術館の中へ。

館内で引き換えてもらうチケットもとても可愛くてイラストも数種類あります(選べませんが)。

私は、猫のようなウサギ?…ウサギのような猫??がポップコーンと風船を持ってるイラストでした。

奥田元宋・小由女美術館でのヒグチユウコ展ポスターはこちら。

広島のポスター

そして可愛いサーカスフラッグ。

ヒグチユウコ展 CIRCUS

入るとすぐにギュスターヴくんがお出迎えです。

実は、このギュスターヴくん。こんなに長かった!!

展示作品は、線の細さ・細かさに感動です。

鉛筆で横にちょこっと言葉が添えられていたり、落書きみたいに無造作に書かれたもの、小さな小さな文字に小さな小さなイラスト、細く細く何本も引かれた線…

キレイに出来上がった作品と共に、下書きのように無造作に描かれた作品もありました。

それら全てがとてもリアルで、何だかアトリエにおじゃまして横から覗いて見てるかのようでした。

本物を見るってこんなに感動するんだなぁ~なんて思いながら口から出るのは「すごい」と「かわいい」という言葉ばかり。

中にヒグチユウコさんの初期の作品も何点かありました。

ぱっと見、今とは全然違う雰囲気ではありますが色遣いや線に繋がってるものを感じます。

ポケモンや映画のイメージイラストなどギュスターヴくんやひとつめちゃん達だけではなく様々な作品も展示されていました。

ひとつめちゃんといえば「BABEL」似合いますね。

モンスターたちの中に紛れていても何の違和感もないw

カカオカーレーシングのフィギュアが飾られていた場所では展示物を囲っていた台に「ヒグチユウコ展」開催各美術館の名前が入ったイラストがありました。

レース開催地という設定で「奥田元宋・小由女美術館GP」と。

これから巡回地が増えるたびにこの台のイラストも増えていくんでしょうね。

 

展示室の外は写真撮影可のエリアもあります。

   

小さく細かなイラストや、小さな文字や、紙の端やイラストの横にこそこそっと書かれた言葉など顔を近づけてじっくり見たり読んだりするものが多くて、一つの作品の前に立ってる時間はみなさん少し長めです。

会場の外には雑誌「MOE」や「キタンクラブ」などから贈られた花も。

イメージに合ったお花でしたよ。

 

そしてお楽しみのグッズ!!

事前にネットで見て絶対に買おう!と思っていたひとつめちゃんTシャツ。

他にはきのこ会議Tシャツ、ポストカード、フィギュア、ポスター、マステ、キャンディ…と、ついつい財布の紐がゆるっゆるに。(;’∀’)マ、イッカ…

また明日から頑張って働こう。

満月ロビーコンサート

奥田元宋・小由女美術館の開館時間は通常は9時半~17時までですが、満月の夜は時間を延長しています(21時まで)。

そして満月の夜の時間延長の日限定でディナー付きのバスパックというものもあります。

15時過ぎに広島市内を出発して美術館へ行き、19時から満月コンサート、ワイン付きのディナーを楽しみバスで広島市内まで帰る…というバスパックです。

完全予約制で、人数も限定なので興味がある方は美術館HPで開催日を確認して早めに申し込むと良いと思います♪

ちなみに9月は13,14日でした。…そう、私が行った13日はちょうど満月の日で「時間延長」&「満月コンサート」があった日なのです。

満月コンサートは昼と夜の2回ありました。

昼の部は、ウォン・ウィンツァン(Wong WingTsan)さんのピアノコンサート。

「瞑想のピアニスト」とよばれ、NHKの「にっぽん紀行」や「こころの時代」「目撃!にっぽん」などのテーマ音楽を作曲された方です。

この写真はコンサートがあるロビーから写したものですがガラスの向こうは「水」なんです。

日本で一番、月が美しく見える美術館」と紹介されているのも納得です。

夜空と満月、そして水面に映る満月、美しい音楽…幻想的です。

奥田元宋・奥田小由女の世界(常設展)

ヒグチユウコ展をみた後、ロビーコンサートが始まる前に常設展である「奥田元宋・奥田小由女の世界」も観てきました。

考えてみたらご夫婦のお名前を付けた美術館なんですよね。

二人の美術館を作り、二人の作品を展示する…素敵です。

日本画の奥田元宋。人形作家の奥田小由女。お二人の作品を観るのは初めてでした。

ある展示の部屋では2枚の絵だけが並べて飾られていました。

一枚は紅葉で真っ赤になった山、もう一枚は雪景色で真っ白の山…大きな大きな2枚の絵はとても迫力があり見入ってしまいました。

「元宋の赤」と呼ばれているそうです。

奥田小由女さんの人形はどれも優しそうな穏やかなお顔で、中でも2メートルはある大きな人形は印象的でした。

「この作品は夫の奥田元宋が亡くなった時に作られたもので…」と、私の横にいた人たちが話していたのを「なるほど」と思わず盗み聞き。(;´・ω・)

そう言われてみると、広げた手や少し上を向いた顔が天に召されるという感じがするような…。

この時、常設展を見ていたのは私の他に、横にいたこの人たちしかいませんでした。

後に、この人がウォン・ウィンツァンさんだったのねー。というのをコンサートの時に気づきましたが。(;’∀’)

三次ワイナリーとトレッタみよし…美術館の外へ

美術館の近くには三次ワイナリーがあります。

ワインショップはもちろん、広島のお土産品、バーベキューレストランや地元の食材をふんだんに使ったCafeヴァインというお手頃価格のレストランもあります。

Cafeヴァインのピオーネのソフトクリームは美味しかったですよ。

やっぱり三次といえばピオーネですもんね♪

ワインショップの中からワイン貯蔵庫を見学することも出来ます。…ほんの一部ですが。

そして、三次ワイナリーの隣にあるトレッタみよし。

ここは道の駅のような感じで地域の特産品、野菜、果物、手作り小物、ご当地グッズなど商品が多くて見てるだけでも楽しいです。

私が行った時は営業時間外でしたが、11時~14時30分までは地元の食材を使ったバイキングレストランもあります。

パン工房green麦麦も三次の野菜や果物を使ったオリジナルパンが豊富です。

あまり見たことのないパンにあれこれと買い込んでしまいました。(^▽^)

三次ワイナリー、トレッタみよしの他にも、小さなお子様連れの方は「みよしあそびの王国」や「森のぽっけ」なども楽しそうです。

今回私はバスで行きましたが、車だったら「三次人形窯元」とか「辻村寿三郎人形館」、「三次もののけミュージアム」「三次の鵜飼い」などもすごく気になる行ってみたい場所ですね。

ぜひ食べていただきたい唐麺巻き

トレッタみよしのお総菜コーナーや三次駅の売店で見かけた麺の巻き寿司。

店員さんによると三次では有名というか一般的な食べ物で

「美味しいよ。食べてみて―」

と、言われたので買ってみました。

蕎麦が巻いてあるもの、キツネうどんが巻いてあるもの、唐辛子が練り込んだ麺が巻いてあるもの…とあった中でキツネうどん巻きを購入。

正直、どうなのよ?と半信半疑なところもあったのですが食べてみたら

ゆず
ゆず
うまいっ!!

麺はしっとりやわらかくてお揚げの味もしっかり染みてて美味しい。

お店の方は「唐麺巻き」を薦めてくれたのに、辛いのはちょっと苦手なのでキツネうどんにした私。…唐麺も買えばよかったー!後悔…。

実際、唐麺巻きの方が人気&有名なんだそうです。

そう言われてみたらお店の前に「唐麺巻き」って書いたのぼりが立ってたな。

すだち
すだち
やまもと寿しの「唐麺巻き」

これから三次に行く方は要チェックです。

ぜひぜひ食べてみてください。

それでは、ヒグチユウコ展&三次の感想でした。

行かれる方、楽しんできてくださいねー。(#^^#)